いずれ不必要になろうとも

いつの日かやって来るあしたに、
きみは、きみたちはぼくを必要としなくなるのだろう。
しかしそれは、ぼくが必要だったということの確かな証。
この世の中に、永遠などというものは、
ほんのほんのわずかしか存在しないのだから、
いつものように受け入れて飲み込んで仰向けになるよ。
あしたは遠くはないね。もうぼくの目には見えている。