お笑いが関西のすべてか?

今日、遅ればせながら、
救命救急24時の最終回を観ました。
今回のテーマが大都市における震災ということもあって、
固唾をのんで、毎回観てきました。
(最終回の一回前は見られなかったけど)
観終わって、やはり、
ぼくのあの広告は世に出すべきだった、
と、こころが苦しくなりました。
某広告団体がクライアントとなり、
関西を元気にするための広告を毎年発信するのですが、
今年は、あの阪神・淡路大震災から10年目。
10年経った被災地からのおもいを表現したかった。
内容は前向きなものです。
出演や協力依頼をした著名人の方々も
よろこんで力を貸してくださるとのことでした。
作品自体も予選を一応トップで通過しました。
けれど、決定が出ず、違うテーマが与えられました。
どうやら、元気でもなく、笑えるものでもなかったのが、
関西発の広告として、決定打になり得なかった要因のひとつのようです。
関西弁も出てこないしね。(もちろん、至らない点もあるんですが)
でも、ほんとうに大切なことは、そんなことなのでしょうか。
らしさって、そんな薄っぺらいものなのでしょうか。
ただの愚痴みたいで、ずっと黙っていたけれど、
やはり、必要なメッセージであったと、いま再確信しています。
そのうちどこかで、見てもらえるといいな。
個人として、発信できるだけでもいいや。